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安城市、国民健康保険特別会計の決算を認定

安城市の議会で令和3年度の決算認定が行われ、国民健康保険事業の収納率は96.93%を維持し、後期高齢者医療への移行も影響。
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令和4年第3回安城市議会が開催され、様々な決算認定案件が議論された。注目すべきは、国民健康保険事業特別会計の歳入や歳出の状況で、特に保険料の収納率が高い状況が維持されていることが報告された。

議員からは、収納率が96.93%に達していると紹介され、しかし滞納者に対する短期保険証の留め置き世帯についての質問も続いた。20名の世帯が短期保険証を発行されている状況が説明された。特に不納欠損に至った保険料については、最終的に190世帯であることが報告された。

また、令和3年度の被保険者数が前年から729人減少し、32,933人にとどまった。その主な理由としては、高齢者の増加が指摘され、後期高齢者医療制度への移行が加速していることが明らかになった。これにより、今後も医療費が増大する見込みであり、国民健康保険制度の持続可能性に対する懸念が広がっている。

さらに、令和3年度の介護保険事業において、収納率が99.8%となっているとの報告があり、保険料の支払いが円滑に進んでいることが確認された。しかし、滞納者に対する措置も強化されるべきであるとの意見があがった。

今回の会議では、予算や補助金の内訳についても多くの議論が展開され、特に新設される事業の重要性が認識される一方で、地域の経済や社会保障を維持するための施策の必要性が改めて強調された。安城市は引き続き、財政健全化に向けた取り組みを進め、地域の皆さんに満足いただけるよう努力していく方針である。

議会開催日
議会名令和4年第3回安城市議会定例会
議事録
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