令和元年5月13日、安城市議会が臨時会を開催した。
この会議では、新しく選出された議会の役職者が初めての顔合わせを果たした。議長には二村守議員が選出され、副議長には杉山朗議員が選任された。二村議長は、議長職を担うことに対して感謝の意を表し、安城市議会の活性化と市民福祉の向上に努める考えを示した。
議事日程では、まず議長の選挙が行われ、二村議長が26票を獲得し、当選を果たした。続いて、副議長の選挙では杉山朗議員が26票を得て副議長に選出され、全出席議員からの信任を受けた。両者の就任に対して、近藤之雄議員が祝辞を述べ、新たな役職者の活躍を期待した。
日程では、安城市税条例の改正に関する承認第1号及び承認第2号が上程され、専決処分に関する内容が説明された。神谷市長は、新しい税制が市の収入に与える影響について説明し、改正後の軽自動車税の軽減についても言及した。市民税課長の土屋誠二氏は、軽自動車税の減額について、具体的な金額を挙げて説明した。
次に、承認第1号と第2号は原案通り可決され、続いて第47号議案が上程された。こちらも原案可決され、日程第8から第12にかけて、工事請負契約の締結に関する議案が審議された。
具体的には、安城市環境クリーンセンターごみ焼却施設整備工事に関する議案や、北中学校の校舎改修工事、フローラルプレイス改修工事などが一括で審議され、全ての議案が賛成多数で可決された。
最後に、監査委員の選任について同意第3号が提案され、辻山秀文議員が選任されることとなり、全会一致で承認された。今回の臨時会では、議会の新体制が確立し、今後の市政運営に向けた基盤が整ったことが強調される結果となった。