安城市議会の令和4年第2回定例会が、6月7日に開催された。この日は寺沢正嗣議員が、行政組織の人事異動方針についての一般質問を行った。寺沢議員は、人事異動の透明性や柔軟性が求められ、特に健康推進課の人員増などの適切さを指摘した。また、デジタル推進室に対する人材配置も手薄であるとし、必要な情報をしっかりと収集することが重要であると訴えた。さらに、安城落語について、文化の継承が求められると強調した。
次に、森下祥子議員が生理用品の無償配布について質問した。市教育長は、女子中学生のトイレに生理用品を設置するための実証実験を行っている紹介し、安心して学べる環境作りが重要であると述べた。さらに、家庭や地域における支援体制の構築が重要であることから、複数の見守り活動が実施されることに期待を寄せた。
また、大屋明仁議員は、自衛隊との関連について質問し、特に自衛隊入隊者の激励会に関する市の姿勢について意見を述べた。 参議院選挙に向けた一連の動きに対し、神谷市長は「国防に貢献できるよう、さらなる住民の理解が必要」と強調した。
最後に、白山松美議員が安城市図書情報館について、特に新着図書の貸し出しの厳しさや、効率の欠落を指摘した。市の職員は情報館の維持管理費についての改善点を模索し、連携による利用者の増加に向けたプログラムを進めていると述べた。