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柳井市議会、複合図書館建設や経済対策を議論

柳井市議会が複合図書館建設計画を中心に、コロナ禍での経済対策や市民参画の必要性を議論。市長は行政と市民の連携強化を強調。
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令和2年12月9日、柳井市議会は通常の定例会を開催しました。

議題として中心となったのは、複合図書館建設計画や中心市街地のまちづくりに関する政策です。この中で、篠脇丈毅議員は、行政と市民の協力性を強調し、市民参画の必要性を訴えました。この条例の制定に向けた進捗状況について、市長の井原健太郎氏は、依然としてコロナ禍の影響で停滞していると説明しました。

また、君国泰照議員は、JR柳井駅南口の開設について質問し、長らく進展がない点を指摘しました。この件に対して市長は、予算や物流負担の問題から現時点では南口開設は難しいと認識を示しました。

コロナ禍における経済対策として、市長は「やない暮らし応援買物券事業」の具体策を発表しました。これは消費を喚起するための施策として、多くの市民が利用していることが分かりました。

また、坂ノ井徳議員の質問に対して、地域の水道料金や市税に関する課題も浮き彫りになりました。市長は、柳井市の水道料金が県内で高めであるとの指摘を受け、今後の料金見直しについても次期の経営計画を通じて慎重に進めていく意向を述べました。

市議会では、様々な意見が交わされましたが、議決事項の議案第78号については次回の委員会付託となりました。これに対し、効率的な施策の推進と市民との対話の重要性も再確認されました。特に地域に密着した市政運営の強化を市長に求める声が強まっているのが印象的でした。

市議会全体を通じて市民生活の向上に向けた熱心な議論が行われる中、今後の柳井市の更なる発展が期待されています。

議会開催日
議会名令和2年12月柳井市議会定例会
議事録
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