令和5年9月20日に開催された第3回柳井市議会定例会では、各議案の審議が行われた。
今回の会議では、複数の議案についての委員長報告を受け、議員からの質疑も行われた。建設経済水道常任委員会の委員長を務める川﨑孝昭氏は、議案の進捗状況について詳細に報告した。「建設経済水道常任委員会の議案第44号、令和4年度柳井市水道事業会計未処分利益剰余金の処分については全員異議なく可決された」と述べた。
また、議案第45号についても分割付託された令和5年度柳井市一般会計補正予算について慎重な審議が行われ、「資料を基に委員から質疑があり、原案通り可決される運びとなった」と続けた。
本日は議案第47号、令和5年度水道事業会計補正予算についても議論が及び、「広域化に係る負担金が柳井市の負担分が41.68%であること」や「転出や死亡などの理由で水道利用世帯が減少している」といった質疑を受け、執行部からの詳細な回答があった。
二つ目のポイントとして、総務文教厚生常任委員会の委員長、岩田優美氏が報告を行った。議案の中には印鑑条例の一部改正や工事請負契約の締結に関するものが含まれており、「議案第38号は全員異議なく原案の通り可決された」と発言した。
議案第45号に関する質疑では、お試し住宅の予算についての討議がなされ、「教職員住宅を改修する理由として移住フェアでの要望が多かった点が挙げられた」と市から説明があった。
また、監査委員の田中晴美氏も決算報告を行い、「令和4年度の決算は黒字であり、今後引き続き財政の健全化に努めてほしい」などと意見を述べた。
さらに、議員派遣についても審議され、次期定例会に向けての派遣についても全会一致で可決された。
本日の会議では、これら重要議案が一つ一つ可決されることで、柳井市の行政運営が一層スムーズに進むことが期待されている。議員からは様々な視点での意見が交わされ、活発な質疑応答が展開された。