令和3年6月17日、柳井市議会の第2回定例会が開催された。上程された議案や一般質問が取り上げられ、合計で3件のテーマについて議論が行われた。
まず、平井保彦議員は、柳井市国土強靭化地域計画について質問した。平井議員は、「策定された柳井市国土強靱化地域計画は非常に重要な計画だ」と強調し、内容や今後の推進について詳しく説明を求めた。これに対し、危機管理課長の國田雅之氏は、この計画が地域の脆弱性を評価し、自然災害に備えるためのものであると述べた。さらに、基本目標と脆弱性評価の詳細についても言及し、地域の協力が不可欠であることを伝えた。
次に、平井議員は、今後の柳井市の農政について伺った。「農業の現状や課題解決の方向性について、どう捉えているのか?」との質問に対し、井原健太郎市長は、農業従事者の減少、後継者不足、耕作放棄地の増加といった問題を指摘し、共同営農や法人化が進んでいる現状を報告した。また、地域農業の維持発展に向けた取組についても言及した。
最後に、庁内のハラスメント防止について、平井議員は具体的な取組状況について質問した。市の執行におけるハラスメント防止策が重要であることを訴え、具体的な対策や教育プログラムの実施状況について説明を求めた。市の総務部長、河原憲治氏は、人権教育研修や具体的事例を用いた啓発活動を行っているとし、法令に基づいた体制整備について触れた。