令和2年9月4日に行われた柳井市議会第3回定例会では、市の人口問題をはじめ、様々な議題が取り上げられた。
最も重要なテーマの一つ、人口問題について、「岸井靜治議員」は市長に対し、どのような関心を持っているかを尋ねた。市長「井原健太郎氏」は、人口減少が経済に与える影響を重視していると強調し、少子化抑制が重要であると述べた。また、ゼロ歳の出生数が154人であることから特に出産適齢女性の減少が問題視されてると説明し、若い世代への支援を継続していく必要があると述べた。
次に、「岸井議員」は、市職員の採用内容について質問した。今年度の新規職員採用者数は15名で、市内在住者9名であることが報告された。市長は、職員の居住地に関しては特別な違和感を持たないとの見解を示した。
文化財保護政策の現状については、「早原秀文議員」がその維持管理や資金の適正性を問うた。市長は、文化財の保護について、地元住民と協力している状況を説明し、さらなる周知の必要性を認識している旨を明らかにした。教育長も、地域の子どもたちに文化財の重要性を教える努力を継続していくことを述べた。
また、県道の整備状況に関しては、進捗について教える必要があるとの意見があった。市長からは、全体計画の進捗管理をし、地域の安全対策に関しても注意を払う旨が表明された。
市内経済の復活について、「田中晴美議員」は高齢者の力の活用を提案し、地域振興券による地域経済の活性化を促進するよう求めた。市長はこのアイデアに耳を傾け、今後の施策における研究を進める考えを示している。