令和5年5月16日、柳井市議会が臨時会を開催し、重要な議案が審議された。
会期は本日1日のみと決定された。議案は損害賠償に関する和解や一般会計補正予算が含まれ、議会は慎重な審議に注力した。
議案第31号においては、柳井市神田善上線で発生した自動車事故に関する損害賠償について、井原健太郎市長が提案理由を説明した。事故の原因は道路の陥没で、大きな人的被害はなかったと報告された。損害賠償金の総額は約74万2,611円で、公益社団法人全国市有物件災害共済会からの補てんが見込まれている。
議案第32号では、令和5年度の一般会計補正予算が提案され、主にエネルギー・食料品価格の高騰による家計負担の増加に対応するため、約1億5,895万2,000円の歳入歳出を追加する計画が述べられた。井原市長は、この補正予算の目的として、住民税非課税世帯への支給金を計上し、支援の必要性を強調した。支給額は1世帯当たり3万円で、早期の給付開始を目指すとした。
承認第2号に関して、低所得の子育て世帯に対する支援給付も承認が求められ、こちらも迅速な支給を表明した。議会は各議案について活発な質疑応答が交わされ、結果的に全ての議案が賛成多数で可決された。