令和元年第3回柳井市議会臨時会が11月22日に開催された。
この日は議案第61号、工事請負契約の締結についてが審議され、工事に関する詳細が明らかにされた。市長の井原健太郎氏はこの契約を通じて伊陸小学校および伊陸公民館の改築工事を進める旨を説明し、議会に承認を求めた。
井原市長は、昭和の時代に建てられた施設の老朽化に触れ、早急な対応が必要であると強調した。市は公立の教育機関として、施設の改築が子どもたちに良好な環境を提供するために重要であり、この計画は地域社会にも貢献すると述べた。
教育部長の河村邦久氏は補足説明で、具体的な工事の進行状況にも言及した。工事は10月10日に入札を実施し、10月21日には落札者と仮契約を締結したことが報告された。工事は令和2年8月21日を予定しており、2学期の開始に合わせたスケジュールで進行中である。
また、議員の飛田雄治氏からは、合築による公民館の今後の利用について質問があった。河村氏は地元説明会などを通じて地域住民との協議を進めており、解体後は駐車場として整備する計画であると答弁した。実施は教育委員会と協力して進めるとのことであった。
さらに、河村教育部長は、工期についても説明。議案が迅速に承認されなかった場合、工期に影響が出ることを懸念し、可能な限りスムーズな進行を希望すると述べた。委員長の久冨海氏は、質疑応答を経て、議案 第61号は全員一致で可決されたと報告。議会はこの日の日程をすべて終了した。