令和3年9月27日に行われた柳井市議会の定例会では、様々な議案が審議され、重要な決定が下された。
まず、開会に際し、議長の山本達也が出席議員らに向けて挨拶を行った。続いて、会議録署名議員として選出されたのは、秋良克温議員と三島好雄議員であった。
委員長報告では、第一に厚生常任委員会委員長の川﨑孝昭議員が登壇し、議案第39号である令和3年度柳井市一般会計補正予算(第6号)について、中身を詳しく報告した。この補正予算には高齢者向けのサポート事業が含まれており、対象者の人数について質問が寄せられた。川﨑議員は、非課税世帯に822名、課税世帯に828名の合計1650名を予定していると説明した。
次に建設経済常任委員会の三島好雄委員長が登壇し、議案第36号から第43号までの条例及び補正予算について報告した。特に、柳井市営駐車場条例の廃止については、今後の運営方針に関する活発な質疑が行われた。また、議案第41号の介護保険事業特別会計の補正予算も承認され、スムーズな決議が得られた。
続いて、総務文教常任委員会の報告でも、一般会計補正予算の重要性が取り上げられ、各委員からの質疑応答を経て可決された。特に、教育関連の施策において、COVID-19の影響を受けた修学旅行の中止に際する補助金についても議論がなされた。
この日の議題の一つ、議員派遣についても承認され、月内の会議に議員が派遣されることが確認された。議長は、全議案に対し迅速かつ慎重な審議が行われたことを評価し、議会の運営が無事に終息したことに感謝を述べた。この流れにより、各議案は無事可決され、柳井市の政策実行に向けての更なる一歩が踏み出された。