令和5年第1回柳井市議会定例会が、3月6日に柳井市議会議場で開かれた。
最初に、議長の山本達也氏が会議を開会した。
まず日程第1として会議録署名議員が、岩田優美議員と田中晴美議員に決定された。
次に、日程第2の会期の決定が行われ、会期は本日から3月23日までの18日間と認められている。
多くの報告や議案、行政報告がなされた。
市長の井原健太郎氏は、自社進出協定の締結や、地域水道事業の広域化について報告。また、株式会社サンテックが新たな事業を展開し、関連雇用の創出が期待されているとも述べた。
さらに、令和5年度の一般会計予算案、国民健康保険事業特別会計予算、市有林野区事業特別会計予算など、29件の議案が上程された。
特に一般会計予算案は、180億9,300万円で、前年度比3.2%増が計上されている。また、子ども・子育て支援関連や雇用促進を視野に入れた構成となっている。
陳情の議題も取り上げられ、税制改正の要請や、普天間基地周辺に対する安全保障要求、学校教育の児童福祉改善を求める内容が提出された。
その後、議案と陳情に対する質疑や討論が行われ、行政の取り組みや今後の展望について多くの意見が交わされる場となった。
最後に、副市長の選任についての議題が挙げられ、宮本裕氏が新副市長として選任される運びとなった。議会は次回、一般質問を行う予定で、議員に対しては十分な準備を求めたとして閉会した。