コモンズ

南砺市議会、令和3年度予算を可決

南砺市の議会が令和3年度一般会計補正予算を可決。市長はコロナ対策に特に力を入れる方針を示す。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年南砺市議会定例会が開会した。先月と比べ、行政の対応が求められる情勢のなか、市長が様々な施策に取り組むことを伝えた。

田中幹夫市長は、議会の冒頭に、コロナ禍における市民の安全確保と地域経済の回復に努める意向を強調した。市長は、今年度が新型コロナウイルスの影響を受け続けている中であることに言及し、必要な施策を実現する気持ちを語った。

また市長は、教育に関する新たな取り組みとして、4月3日に義務教育学校南砺市立南砺つばき学舎の開校を紹介した。この学舎は、地域の伝統を生かし、外国語教育や豊かな日常生活を実現する活動が重視される。市民の協力に感謝し、地域に根ざした教育の充実を目指す旨を述べた。

議会では、令和3年度南砺市一般会計補正予算が提案された。予算は新型コロナウイルス対策や子育て世帯への支援を目的とし、具体的には1681万4000円の生活支援が含まれる。中学校部活動の在り方に関する研究も298万円で計上されるなど、密接に地域のニーズに応えた施策が計画されている。

さらに、承認第1号、承認第2号に関する議案も上程された。これらは昨年度の予算に関する補正と、税制改正が含まれている。議長の榊祐人議員は質疑がないことを認め、議案はそのまま可決された。可決を受けて、市長は予算の実施に向け迅速に行動する意向を示した。

本会議は4月8日より60日間の休会に入る予定であり、その後、6月7日から再開する。最後に市長は市の発展と市民の協力に感謝し、引き続きの理解を求めて挨拶をした。議会は午前11時45分をもって散会した。

議会開催日
議会名令和3年南砺市議会定例会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録の主要アジェンダである予算可決の内容を反映しており、正確な情報が含まれています。
説明文の評価descriptionは議会の主要な議論と市長の方針を簡潔にまとめた内容になっており、要点が伝わります。
本文の評価main_contentsは会議録の内容に従い、議題や市長発言について正確に表現されており、重要な事項を含んでいます。