令和2年南砺市議会9月定例会が開会し、重要な議案が上程された。
議事の進行は、議長の向川静孝議員が担当し、日時は8月31日午前10時からとなった。
最初に、議案や報告には議会事務局が関連する文書を配布した。
その中には、補正予算関連の議案が多く含まれており、追加の予算措置が求められた。
田中幹夫市長が提案理由を説明し、新型コロナウイルスの影響について強調した。
全国で感染者数が増加している現状に対し、予防策の強化が急務であるという見解を示した。
さらに、経済への影響も言及され、特に飲食業や観光業が困難な状況にあることを指摘した。
補正予算案の中では、特に新型コロナウイルス対策に関連した事業への予算が強調された。
保育園のICT支援システム導入事業や、離職者を雇用した事業所への奨励金などが具体的に提案された。
市民の生活支援が求められる中で、迅速な対応が見込まれている。
また、議案第90号では、市道の災害復旧工事に関連した予算が計上されている。
ここでは、歳出予算が9,922万円に上ることが説明された。
市民の安全を守るための対策が必要不可欠とされており、その実行に向けて意義深い議論が行われた。
今後の会期は9月16日までの17日間と定められ、次回会議では更なる審議が行われる見通しである。
今回の定例会では、特に新型コロナウイルス対策と災害対策が主な焦点となり、市長からの要請が市議会で支持されるか注目されている。