令和5年4月4日に開催された南砺市議会定例会では、重要な議題が審議されました。
初めに、議長の水口秀治議員が開会の宣告を行い、議事日程を確認しました。日程第1の「会議録署名議員の指名」では、委員に畠中伸一議員、川口正城議員、石川弘議員の3名が指名されました。
次に、日程第2の「会期決定の件」では、本定例会の会期が令和6年3月31日までの363日間と決定しました。議長は「異議なし」と認め、スムーズな進行がなされました。
さらに日程第3において、田中幹夫市長が南砺市税条例の一部改正について提案理由を述べました。市長は、今年度の施策において「第2次南砺市総合計画・南砺まちづくりビジョン」の実現に向けて全力で取り組む意欲を示しました。
市長は、「こども課」を総合政策部に移管することにより、子育て関連施策をより一層強化することを強調しました。今年は新入生として小学1年生293名と中学1年生366名を迎えます。また、特認校制度による地域の活性化にも目を向け、22名の児童生徒が校区外の学校に進学したことを報告しました。
次に、新型コロナウイルス感染症に関連する対策について、感染症対策の緩和が進んでいるものの、経済や社会への影響の大きさを指摘しました。市民の健康と生活を重視したタスクの実施が強調されました。
最後に、南砺市税条例の一部改正についての承認が得られ、全員賛成で認められました。この改正により、肉用牛売却所得や軽自動車税に関する課税特例が含まれることが決定しました。
議会終了後、田中市長は市民経済の支援について言及し、具体的な施策の必要性を訴えました。市の成長に向けた姿勢が表れた4月会議は、順調に進行されたことが印象的でした。