令和4年6月24日、南砺市議会は多くの議案を審議し、可決した。
主要な議案には一般会計補正予算および介護事業特別会計補正予算が含まれ、議員らはその必要性について意見を交わした。
市民経済常任委員会の竹田秀人常任委員長は、一般会計補正予算について、地元の経済支援や環境保護策が盛り込まれていることを強調した。
また、女性差別撤廃条約の選択議定書についての意見書提出請願が全会一致で採択されたことは重要な出来事とされている。請願者の本間啓子氏は、国の男女平等の進展に向けた必要性を訴え、国際的な人権基準に従った法整備の必要性を強調した。
一方、民生文教常任委員会の審査では、病院事業の条例改正や教育事業の審査も行われた。これに関し、石川 弘民生文教常任委員長は、地域医療の充実を図るため、南砺市民病院の小児外科医師確保の重要性を述べた。寄附講座が終了する影響についても、医療の維持の視点から対策を求めた。
総務企画常任委員会では、エコビレッジ推進の一環として再生可能エネルギー導入を検討していることを説明し、環境問題への取り組みが進んでいることが確認された。特に省エネ改修に関する質問が交わされ、山田清志議員は公共施設の再編計画について詳しい情報を求めた。
次回の議会は7月6日に予定されており、さらなる議案審議が期待されている。これらの活動を通じて地域発展に向けた市の姿勢が明らかにされ、議員たちの強い意欲が伺えた。