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南砺市の一般会計・下水道事業の補正予算、両案とも可決

南砺市議会で令和5年度一般会計と下水道事業の補正予算案が可決。棟方志功作品の購入も含まれる。
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令和5年10月17日午前9時、南砺市議会が行われ、補正予算が可決された。

主要な議案として、令和5年度南砺市一般会計補正予算(第8号)と南砺市下水道事業会計補正予算(第1号)が掲げられた。これらの議案について、川原忠史市民経済常任委員長が報告し、両議案が全会一致で可決された。

まず、議案第75号では、教育費や社会教育費、美術館の自主事業費として1,500万円が計上され、棟方志功の版画購入が取り上げられた。川原委員長は、福光美術館における棟方作品の収集状況を説明、その影響として市民に多くの作品を見せる機会になると強調した。予算に関して、所有者の好意により、通常よりも低価格で購入できたことを報告した。

市長の田中幹夫氏は、市民への芸術体験の機会拡充を目的に、観光コンテンツとしても発信していく意向を示した。また、城端スマートインターチェンジの開通に伴う工事費の負担金も予算計上された。田中市長は、周辺地域が活気づくことに期待を寄せる一方、しっかりと取り組んでいく決意を表した。

その後、議案第76号についても同様に可決され、市長は補正予算の承認に謝意を述べ、次の段階へと進む方針を示した。特に、下水道事業のさらなる発展を期待する声も挙がった。

最後に議会は休会となり、次回は11月30日午前10時からの予定であることが伝えられた。議長の水口秀治議員は会議終了を告げ、お疲れさまでしたと議員らを労った。市民経済常任委員会での合意が示す通り、市の予算は多くの市民にとって重要な意味を持ち、今後の計画が実現することが期待されている。

議会開催日
議会名令和5年10月南砺市議会
議事録
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