南砺市議会の令和2年11月会議が令和2年11月30日に開催された。
議題には議長や副議長の選挙、特別委員会の設置、また一般会計補正予算などが含まれた。この会議で榊祐人議員が新しい議長に選出され、彼は選出後の挨拶で少子高齢化や新型コロナウイルスの影響による厳しい状況について語った。榊議長は、人口減少に直面する南砺市の将来についての危機感を示し、「住民福祉の向上を目指す」との意向を強調した。
また、コロナウイルス対策として、高齢者向けのPCR検査実施を予算に計上した旨も田中幹夫市長が報告した。提案された補正内容は285万円で、この金額は地域の感染症対策に必要不可欠なものであることが説明された。
議長職に関しては、榊祐人議員が議場で挨拶を行い、これまでの職務を十分に果たす決意を伝えた。特に、少子化問題につき「市民生活に大きな影響を及ぼす」と述べ、市議会が果たすべき役割に言及した。また、議会運営委員会や各常任委員会の選任につき、議長指名のもとで進行された。
本会議の終了に際して、議長は「次の本会議は12月8日に予定されている」との報告を行い、議員に対して健康に留意することを呼びかけた。今後の議会活動には、議員全員が市民生活向上に向けた協力体制を築くことが期待されている。