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南砺市議会、複数の補正予算案を可決

令和5年6月23日、南砺市議会で一般会計補正予算などが可決。地域の活性化に向けた施策が進展。
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令和5年6月23日、南砺市議会は重要な議案を一括審議し、複数の補正予算が承認された。これは市民の生活支援や社会福祉の強化を目指すものである。

議案第43号、令和5年度南砺市一般会計補正予算(第2号)が特に注目を集めた。市民経済常任委員会の川原忠史委員長は、補正予算の内容について詳しい説明を行った。電気料金高騰への対応策として、商店街の街路灯の電気料金補助金として60万円が計上されていることが説明され、商店街の活性化に繋がると強調された。

また、令和5年度一般会計補正予算における出前授業の増加についても言及され、実施希望が6校に増加したことから、事業が拡充されているとのこと。企業見学バスツアーの参加者数も210名に達する見込みで、地域の子供たちが市内の企業を理解する機会が増えているとの報告がなされた。

さらに、介護サービス事業所に対する支援として、物価高騰を受けた光熱費や食材費の補助事業が計画されている。中段晴伸民生文教常任委員長は、82事業所への支援が行われることを述べ、引き続きの支援が求められる中で、経営の厳しさが指摘された。

また、議案第48号、南砺市税条例の一部改正について、反対意見も出された。中島満議員は、森林環境税を市民税に併せて徴収することに反対し、財源の見直しを提言した。

結論として、議会は全議案を可決し、行政の安定と市民サービスの向上を図る姿勢を貫いていた。田中幹夫市長は、すべての議案が承認されたことに感謝し、引き続き市民の期待に応える行政運営に邁進する方針を示した。市議会は今後の議事を通じて、地域とともに成長していくことが期待されている。

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議会名令和5年6月南砺市議会
議事録
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