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南砺市、令和2年度補正予算案を可決 全41件の議案を審議

南砺市は12月8日、令和2年度補正予算案を含む41件の議案を審議し、教育、医療の充実を図る。
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令和2年12月8日、南砺市議会は定例会を開会し、補正予算案など41件の議案を審議した。

田中幹夫市長は、補正予算案の提案理由を説明する中で、コロナウイルスへの対応を強調した。新型コロナウイルスの影響を受け、財政健全化と事業の必要性を見極めた予算編成が求められている。特に、教育施設の改修や医療機関のサポートが重要視されている。

市長は、今後もコロナ対策を強化しつつ、地域経済の活性化にも取り組む意向を示した。今年度の一般会計補正予算は、計6億1,176万円で、主に施設の整備や医療機関への補助が含まれる。この中には、飛沫感染を防止するためのトイレ改修や、手洗い水栓の自動化に向けた予算も計上されている。

議案の中には、特別会計補正予算や条例議案も含まれ、国庫資金の活用や地域のインフラ整備が盛り込まれた。特に、バス事業や国民健康保険事業に関する補正が重要視されている。これにより、地域住民へのサービスの質が向上することが期待されている。

また、同意第6号として監査委員の選任が承認され、同意第7号の教育委員会委員任命も全会一致で決定された。監査委員には、経理や経営管理経験の豊富な須河透氏が選任される。

南砺市は、市民の幸福感に重点を置きながら、地域共生社会の実現を進めるとともに、SDGsの推進にも注力していく方針である。市長は、今後の政策展開においても市民参加を促し、持続可能な地域づくりに努めていく考えを明らかにした。議会は12月9日から14日まで休会し、次回は市政一般に対する質問が行われる予定である。

議会開催日
議会名令和2年12月南砺市議会定例会
議事録
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