令和4年南砺市議会定例会が始まった。
この議会は令和4年4月6日、南砺市役所で開催された。
議長の蓮沼晃一議員が会議を開会した。出席議員は18名、欠席議員はなし。
最初の議題、会議録署名議員の指名では、中島洋三議員、中島満議員、古軸裕一議員の三名が指名された。
次に、会期について議長が提案した。
本定例会の会期は令和5年3月31日までの360日とすることに対し、全会一致で承認された。これは昨年度の経験を踏まえ、長期的な市政運営を見込んだものである。
その後、市長の田中幹夫氏が登壇し、専決処分の承認を求める理由を説明した。
田中市長は、最近の暴風による被害について触れ、特に強風による建物の破損や長時間の停電が発生している事を議員に伝え、お見舞いの意を表した。
次年度の計画についても説明し、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みた市政運営や地域経済の回復についての取り組みを述べた。
特に重点が置かれるのは南砺市税条例の一部改正であり、商業地に関連する固定資産税の負担調整措置の整備及び省エネ住宅に係る特例の拡充が含まれている。
質疑は行われず、議案は全会一致で承認された。
また、次回の本会議は4月19日午前11時から開催されることが決定された。
市長は挨拶においてこのように述べた。「本日から今年度の360日間の議会が始まります。皆様のご理解とご協力を賜りながら、市政運営に努めます。」
最後に、議長が散会を宣告し、午前11時41分に会議は終了した。