南砺市では、2020年12月16日の会議で、様々な議案が提案されました。 その中でも特に目を引いたのは、議案第112号から第150号までの59件の予算案です。市の経常的な経費と予算の補正が行われる予定です。
特に、コロナ禍における経済対策として個人事業主や低所得ひとり親世帯への支援が盛り込まれています。また、竹田秀人議員は、ワーク・ライフ・バランスに関連した質問を行い、企業の子育て支援について市の取り組みを求めました。
田中幹夫市長は、ワーク・ライフ・バランスは今後の地域づくりに寄与する重要な要素であると述べ、企業における子育て支援を強化する必要性を強調しました。その中で、市民が当たり前に子育て支援ができる環境整備が不可欠との見解を示しました。
さらに、コロナウイルス感染症の影響下での企業支援や、医療従事者への声援、超過勤務是正への取り組みなど、全体として市民生活を支える施策の実施が確認されました。市民が安心して過ごすための環境整備が重要視されています。
新型コロナウイルス感染症対策として、医療機関への支援が行われ、医療従事者への慰労金支給が決定しています。特に、感染症の治療に当たることが多い医療機関では、事務的な負担減少とともに感染防止のための支援策が取られることとなりました。このような具体的な支援策を通じて、地域医療の安定化を図っています。
最後に、様々な法改正に伴う必要な条例についても同時に審議されており、今後の南砺市の持続可能な発展に向けた貴重な議案が多く見受けられました。本会議は、経済から医療への広範囲な施策にわたる重要な決定がなされる場となりました。