令和３年１月会議が開催され、議案についての審議が行われた。
この会議では、新型コロナウイルス感染症や大雪による影響が強く議論された。
特に田中幹夫市長は、新型コロナウイルスの状況について言及し、感染者数が増加している中で、適切な対策を講じる必要性を強調した。新たに侵入する感染者が増加する中で、地域の医療体制を守るためには、支援が不可欠である。
市長はまた、成人式の延期についても説明した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、新成人の健康を強く優先考慮したと述べ、式典準備に努めていくとした。
さらに、大雪の影響による道路交通の混乱も大きなテーマとなった。田中市長は、除雪対策において地域全体で活動を強化したことを報告した。特に、国道やＪＲ路線の運休が続いたことから、救出活動に自衛隊が派遣されたことを強調した。
議案第1号では、令和２年度南砺市一般会計補正予算が提案された。この中で、新型コロナウイルス感染症対策のために700万円を積み立てており、商工振興費には1,710万6,000円を計上した。市長は今回の予算が迅速に執行されるべきであると強調し、議員の理解と支持を求めた。
又、議案第2号の財産の取得については、動産の取得に関する内容が説明されたが、質疑は行われなかった。両議案は最終的に原案通り可決された。
今後、南砺市では新型コロナウイルス感染症対策に加え、積雪対策等々に一層の注力が求められる。市長は日頃からの危機管理体制の強化を唱え、各種施策の推進を通じて、住民の安全な生活を守り続ける所存を示した。私たち市民は、この時期においても議会からの情報提供を注視し、適切な行動を取ることが求められている。