3月5日、南砺市において令和2年3月定例会が開催され、議会は60件の案件を一括議題とした。
田中幹夫市長が代表質問に応じ、「今年度の予算編成は、持続可能な体質を実現するための計画に基づいて行う」と述べ、特に公共施設再編や人口減少対策に力を入れる方針を強調した。
蓮沼晃一議員は、特に市政運営の総括や令和2年度予算編成について質問を行い、「新技術の活用と新たな社会保障を追求することで、南砺市をさらに発展させる」と市長の考えを引き出した。
また、商業振興や雇用創出、企業誘致に関する施策も重要な話題に上がり、古軸裕一議員が企業進出の動向について質問したところ、市長は「地方創生のため、持続可能な市政を推進する」と明確な姿勢を示しつつ、さらなる支援策を求める声が大きいことを認識していると述べた。