コモンズ

南砺市議会、令和4年度決算を全件認定

南砺市議会は全10件の令和4年度決算を全員一致で認定し、今後の施策や予算について審議を進める方針を示した。
記事公開日:
議会開催日:

令和5年10月10日、南砺市議会は定例会を開き、様々な案件を審議した。

会議は午後1時に始まり、まず日程第1で会議録署名議員が指名された。続いて日程第2に移り、各会計の決算認定が行われる。

認定事項は令和4年度の南砺市一般会計をはじめとする、バス事業や国民健康保険、訪問看護など、合計10項目に及んだ。決算予算特別委員長の山本勝徳議員は、慎重に審査を行った結果を報告した。

山本議員は、南砺市の財務状況が法令に準拠した適正なものであると強調し、同時に住民福祉向上への効果が求められることも指摘した。具体的には、南砺市のなんと未来ミーティング開催業務委託料が、参加者数が少なかったことおよび参加対象を絞ることが影響している点が挙げられた。

また、市民協働部のジェンダーギャップ解消などの取り組みについては、参加者が少なく、認知度が低いことにも言及し、地域向けのセミナーや活動の充実が求められる。

その後、南砺市一般会計決算に対して、反対意見が表明された。中島満議員は、岸田政権の施策に対する懸念を示し、市民の立場での意見表明が重要であると訴えた。特に、マイナンバー制度への不安や生活への影響を強調し、それに対する市の姿勢を問う発言があった。

最終的には、認定第1号の令和4年度南砺市一般会計歳入歳出決算について、賛成多数で認定された。さらに、残る9件の決算も全会一致で認定された。議案第75号と第76号については、次の委員会に付託されることが決まった。

今後は、10月11日から16日までの休会を挟み、10月17日午前9時に再開される予定である。

議会開催日
議会名令和5年10月南砺市議会定例会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録データの内容を正確に反映しており、重要なアジェンダが含まれている。
説明文の評価descriptionは記事の主旨を簡潔にまとめ、内容を適切に反映している。
本文の評価main_contentsは会議録データの内容を詳細に反映し、議論の流れや重要な発言を適切に記載している。