令和2年6月定例会が南砺市で開催された。
議題には一般会計の補正予算や条例改正など多くの重要議案が含まれている。
例えば、令和2年度南砺市一般会計補正予算(第5号)では、民間支援事業や農業振興策が盛り込まれている。
今回の補正予算の総額はおよそ8億6,076万円で、特に観光による地域の振興が期待されている。
また、田中幹夫市長は新型コロナウイルス感染症に関する現状についても言及し、感染防止対策の重要性を強調した。
「市民一人一人の協力で、ウイルス感染防止と経済活性化を図る必要があります」と述べている。
今後も、コロナとの共生を目指し、新たな社会の構築が求められている。
さらに、教育分野でもタブレット端末の導入を通じ、ICT環境の整備を進めることが報告された。
学校施設の改修においても予算が確保され、特に井口小学校のグラウンド整備など、具体的な取り組みが進められる模様である。
決算予算特別委員会の設置や、休会の件も話し合われ、議会の機能強化が期待される。
南砺市の議会は、市民の生活向上に向けたさまざまな施策を進めるため、活発な議論を行っている。