令和5年7月18日、南砺市議会は定例会を開き、重要な議題について審議を行った。
本議会では、赤池伸彦市議会議員の急逝が議題に上がり、哀悼の意が表された。議長の水口秀治議員は、赤池議員の業績を称賛するともに、その遺族への哀悼の意も示した。特に、才川昌一議員は赤池議員との思い出を語り、地域貢献への感謝を述べた。
続いて、田中幹夫市長が経済状況や自然災害への対応について説明した。最近の豪雨災害について、特に7月10日の降水量が記録的であり、南砺市内でも土砂災害が発生したと報告した。市はその対応として、災害救助法の適用を受け、国や県からの支援を受けられることが決定した。
さらに、令和5年度南砺市一般会計補正予算(第4号)が提案された。この補正予算は新規事業や域内施設の修繕を目的とし、総額は2,257万6,000円である。特に、企業立地や住宅支援事業に関する投資が計画されている。
南砺市の地域活性化に向けたイベントも取り上げられ、特に今年の各種行事の開催が期待されている。観光客の増加が見込まれる中、地域フォーラムやシンポジウムなども予定され、活発な交流が促される見込みである。
今回、議案の議決に関しては慎重審議が求められた。議案第60号は、市民経済常任委員会に付託され、今後の審議に委ねられた。議会のスケジュールとしては、次回の本会議は7月25日に再開される予定である。議会は市民の声に耳を傾け、地域の発展と福祉の向上に寄与することを重視しているということが強調された。