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岩美町議会が予算案と請願を可決、地域課題に対応

令和元年岩美町議会が行った定例会で、予算案や請願が可決され、地域課題への対応が確認されました。
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令和元年12月19日、岩美町議会は定例会を開催し、重要な議案を可決した。

最初に、町長の西垣英彦氏が議案第78号「岩美町道路線の認定について」を提案した。

この内容は新たに認定される6路線の詳細が説明されたもので、補足説明を担当した産業建設課長の飯野健治氏は、認定される路線が宅地造成や広域農道などであることを強調した。

これに対する質疑はなく、討論も行われず、原案通り可決された。

次に、議案第79号「令和元年度岩美町一般会計補正予算(第5号)」について、町長が1億2535万5千円の追加を求めた。

予算の主な内訳には、農業用水路の補修や空調設備の改修が含まれており、これらは多様な財源から補えるようになっていると説明された。

また、補正予算の総額は69億1018万8千円に達し、こちらも原案通り可決された。

続く議案第80号「令和元年度岩美町代替バス運送事業特別会計補正予算(第1号)」では、164万3千円の追加が認められ、車両修繕経費が増額された。

この修繕は、特にイノシシの飛び出し事故に対応するためのもので、安全の観点からも深く理解されている。

さらに、議案第81号「国民健康保険特別会計補正予算」の提出もあったが、こちらでは医療機関のオンライン資格確認のためのシステム改修経費が含まれ、96万3千円の追加が認められた。

その後、議案第82号から第84号にかけて、集落排水処理や公共下水道、介護保険関係の予算についても討論なく可決される。

また、日程第8では請願第4号「日本政府に香港の『自由』『民主主義』を守る行動を求める請願書」が上程された。

総務教育常任委員会からの趣旨採択レポートに対し、田中克美議員が採択を主張し、香港の状況に対する迅速な政府の行動を呼びかけた。

他方、吉田保雄議員は採択に反対する意見を述べ、議会での解決を求めた。

最終的には趣旨採択が多数決で決定された。

最後に、次期定例会についての議会運営事項が取り上げられ、提案通り閉会した。

議会は今後とも地域のニーズに応え、透明性と声明を持って進む姿勢を示した。

議会開催日
議会名令和元年第8回岩美町議会定例会
議事録
タイトルの評価重要な議案や請願の可決について述べており、全体の流れに沿った内容であるため支障ないと判断。
説明文の評価地域課題への対応や会議の重要性を示す内容であり、正確に言及しているため問題がない。
本文の評価議会の決定事項や予算案の詳細について適切に表現されており、会議録に沿った内容であると判断された。