令和4年3月7日、岩美町議会定例会が開催され、重要な議題が次々と審議された。
町長、長戸清氏は施政方針を述べ、新型コロナウイルス感染症対策や地域経済の回復に向けた施策を強調した。
「町民の健康と生活を守るため、感染防止対策に全力を挙げる」と述べ、支援施策の具体化を基に▲町民との協力を呼びかけた。
審議の一環として、損害賠償の額を定める専決処分が提案された。健康長寿課長、居組栄治氏は、昨年発生した物損事故の詳細を説明。修理費用は52,624円で、事故の再発防止に努めるとの姿勢を示した。
その後、令和3年度一般会計補正予算(第11号)も承認された。
企画財政課長、大西正彦氏は、米価下落に伴う農業支援策を盛り込んだことを強調し、議会からも期待が寄せられた。
次に企業職員の給与に関する条例改正が提案された。新型コロナウイルス影響により、特に医療・介護現場の職員処遇改善を図るため、賃金の見直しが必要であるとした。新たに設ける手当も含まれ、医療体制の強化が求められている。
その後も令和3年度一般会計補正予算(第12号)、代替バス運送事業特別会計補正予算など多岐にわたる議案が審議された。特に代替バス運送事業は、交通手段の確保が地域の重要な課題であると認識され、町内の公共交通の改善に向けた具体的な施策が期待されている。
最後に、新型コロナウイルスの影響を受けたロシアによるウクライナ侵略について、議会は決議を非難し、国際情勢にも敏感である姿勢を示した。株式会社の一環で、課題解決やアクションプラン作成を通じ、地域社会の未来を見据えた議論も行われた。この議会は町の今後の方針を決定づける場として重要な役割を果たした。