令和4年第5回岩美町議会臨時会が9月1日に開催され、議案が審議された。
本会議では、会議録署名議員の指名と会期の決定が行われ、出席した議員から特に異議なく決定されたことが報告された。
重要な議題として、議案第51号の岩美町代替バスの設置及び管理に関する条例の一部改正が提出され、町長の長戸清氏が提案理由を説明した。
町長は、町道陸上中央線が全面通行止めになるため、町営バス田後陸上線の路線変更と運賃改定が必要であると述べた。具体的には、路線の終点を陸上停留所から東浜駅停留所に変更し、運送距離も増加するとされた。
この変更に伴い、東コミュニティーセンター前の停留所は通過し、運行経費は変更なしと説明された。
また、運賃についても、東浜駅停留所までの運賃を変更せず、逆に遠くなる東浜駅の運賃が安価になるケースが発生するとした。
議案に関する質疑は行われず、討論も欠乏し、最終的に原案通り可決されることとなった。
これにより、岩美町の代替バス施策の実効性が高まると期待されている。最終的には、本臨時会に付議された全議案の審議を終了し、会議は閉会した。
この条例は、令和4年9月2日から施行される予定であり、地域住民にとって重要な交通手段となる見込みである。