令和2年第3回岩美町議会定例会が6月10日に開会した。
本定例会においては、会議録の署名議員の指名、会期の決定が行われ、今後の議題として一般質問が続く。出席した全ての議員は委員会に所属し、昼食時には納税者とのコミュニケーションが図られた。今回は特に、昨年度における新型コロナウイルスの影響とそれに伴う対策について議論が行われ、町長が町の応答策に対する認識を示した。
一般質問では、主に新型コロナウイルス対策、特別定額給付金、公共交通における取り組みなどについて、議員たちの様々な質問がなされた。特に、接触を避ける観点から、外出の抑制が高齢者に与える影響や、地域内交通を活用しての買い物便の必要性についても言及された。また、町民自身が生業を保つため、地域の支援体制の強化についても意見が交わされた。
新型コロナウイルス感染症により、健康と経済への大きな影響が見込まれる中、町は今後の対応と住民の健康管理、及び観光施策の推進に力を注いでいくことが強調された。特に、高齢者に適した運動や知識の啓発について、町民に対しての情報提供の重要性が再確認された。地域の協力を受けながら、町はこれからも新たな施策を講じていくことを誓った。
今後は、公共交通の充実や高齢者支援を進めながら、有効的な施策を展開することが求められる。多くの項目について協議・確認があった今定例会を受け、住民の安心した生活と地域活性化のために、町としての取り組みがますます重要になるだろう。