令和4年第4回岩美町議会臨時会が開催され、議長や副議長の選挙、重要な議案が可決された。
この臨時会は一般選挙後初のもので、出席者は議員12名。議長選挙では足立義明議員が当選。
彼は「前期の経験を生かし、議会改革をさらに進める」と意気込みを述べた。
副議長には澤治樹議員が選ばれ、彼も「住民目線での運営を重視する」と強調した。
会期は本日1日間として決定され、議席の指定や会議録署名議員の指名も行われた。
さらに、岩美町一般会計補正予算が627万9,000円の追加を含む形で可決され、子育て世帯への特別給付金や太陽光発電設備の導入助成が盛り込まれた。
副町長の田中祥一氏は「新型コロナの影響が続く中、地域経済の活性化を図るための支援が必要」だと説明した。
今後の議会運営に関する事項や新たに設立された調査特別委員会についても議論が続けられた。
その中で、橋本恒議員が委員長に選ばれ、「透明性のある議会運営を目指したい」と述べた。
議員の派遣についても合意が得られ、次期定例会の日程調整が懸案として残った。
この臨時会は地域の重要課題に対処する姿勢が示されており、今後の町政運営への影響が期待される。