令和元年6月14日、清瀬市議会第2回定例会での一般質問が行われた。今回の質問では、ひまわりフェスティバルや清瀬駅南口エスカレーターなど多岐にわたるテーマが取り上げられた。
特に、ひまわりフェスティバルに関する友野和子議員の質問が注目を集めた。今年の予定来場者数は14万8,000人と見込まれており、交通対策としてシャトルバスの運行が平日も行われることが明らかになった。市民生活部長の瀬谷真氏は、補助金570万円が前年と同様に支出される予定であることを説明し、地域活性化に結びつける施策も併せて紹介した。
また、秋津駅南口の喫煙所に関しても友野議員からの質問があり、周辺住民の意見やさらなる工事対策が求められていることが浮き彫りにされた。市のマナー啓発活動やパトロールの強化は引き続き行われる方針である。
続いて清瀬駅南口エスカレーターの設置についても質問が寄せられた。現状の駅には小さなエレベーターしかなく、利用者の満足度が低いため、エスカレーターの設置は必要との声が多いことが示された。このエスカレーター設置については、鉄道事業者との調整が難航している旨が述べられ、今後の進捗状況が期待される。
防災についても話題に上がり、各団体との連携や地域のコミュニティづくりの重要性が強調された。市民が連携して防災を進める姿勢や双方向の情報共有の必要性が確認された。また、新市庁舎の建設も進められ、地域に必要な機能を備えた安心・安全な施設として期待される。市民の意見が反映された設計が求められている。
今後の課題として、家庭ごみ収集体系の見直しや高齢者支援策などが挙げられた。行政は市民のニーズに素早く対応し、環境に優しい施策を実施することが求められる。特に、家庭ごみの収集方法変更に際しては、地域の意見を尊重しながら進める必要がある。