令和4年の6月、御前崎市議会が定例会を開いた。
この会議で、各議案が提出され、特に介護保険条例の改正やオートキャンプ場条例の制定が注目されている。栁澤重夫市長が出席し、重要な施策について説明を行った。特に、議案第36号『御前崎市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について』では、収入が減少した第1号保険者保険料の減免措置を令和5年3月31日まで延長する内容が強調された。健康福祉部長の齊藤芳樹氏は、「新型コロナウイルスの影響を踏まえた経済的支援として重要な改正です」と述べた。
さらに、議案第37号『御前崎市マリンパーク御前崎オートキャンプ場条例の制定について』では、利用の適正化が図られる。この条例は静岡県との協定に基づき、オートキャンプ場の管理と利用規定を制定するものである。建設経済部長の山崎雅樹氏は、「地域の観光振興に寄与するため、施設の適切な管理を実施します」と述べ、賛同を得た。
次に、同意第3号から第6号においては、市の各種委員会の委員選任が承認された。総務部長の鈴木雅美氏は、固定資産評価審査委員会や教育委員会の適任者を推薦し、その経験や知識が重視された。また、報告第1号から第3号にかけて、予算の繰越や事業費の見直しが議題となった。特に、令和3年度一般会計の繰越明許費に関する報告が行われ、支出計画の透明性が求められている状況下、議員からは懸念の声も上がった。
最後に、静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が行われ、大石節雄氏が全票を獲得し選出されたことが報告された。また、議員派遣の件についても異議なく決定され、会議は無事に終了した。本日の議会では、地域の重要な課題と施策についての意見交換が行われた。