令和元年6月27日に行われた御前崎市議会定例会では、多くの議案が審議された。
今回は、介護保険条例や水道事業、下水道条例など、市民生活に密接に関わる議案が中心となった。
これらの議案は全て可決され、市民サービスの向上につながる見込みだ。
特に、議案第1号の『御前崎市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について』において、文教厚生委員会の櫻井勝議員は、「高齢者福祉の充実が求められており、改正が必要」と指摘した。
他にも、議案第2号から第6号までの改正も同様の趣旨であり、各委員がその重要性を訴えた。
また、議案第7号では『令和元年度御前崎市一般会計予算の補正(第1号)について』が審議され、予算の見直しが行われ、若杉泰彦議員が「市民の声をしっかりと反映させた予算編成が必要」と強調した。
この日の審議では、議案第8号に関する住民投票についても言及され、栁澤重夫市長は「市民の声を大切にし、住民投票によって市民の意見をしっかりと反映させたい」と述べた。
市長は、締切を超えた署名数が示す民意の重要性についても考慮し、今後の方針を明確にした。
最後に、今回の定例会において全ての議案が可決されたことにより、市の施策の実行が一層進むことが期待されている。市長も「引き続き市民と共にまちづくりを進めていく」と述べ、さらなる市政への取り組みを誓った。