令和5年6月29日、御前崎市議会の定例会が行われました。
会議では、火災予防条例や予算の補正など、重要な議案が可決されました。特に、議案第45号「御前崎市火災予防条例の一部を改正する条例の制定」や第47号「令和5年度御前崎市一般会計予算の補正(第2号)」が一括議題にされ、全員が賛成し原案通りに可決されています。
この日の議会には15名の議員が出席しましたが、特に議長の辞職や新たな議長の選挙も議題として扱われました。河原崎惠士議員が議長を辞職し、その後の選挙で増田雅伸議員が議長に選出されるなど、議会の役員構成に変化が見られました。増田議長は、談話の中で議会の一体感を強調し、協力を求めました。
また、議案の審査過程では、総務経済委員長の植田浩之議員及び予算決算審査特別委員長の阿南澄男議員がそれぞれの議案について審査結果を報告しましたが、特に火災予防条例の改正においては、専門家からの意見聴取や市民への周知も大事であると強調しました。
議会の後半では、議決に関する問題も議論されました。発議第3号においては、幼保こども園の民営化を巡る見直し要求が提案され、これに対し阿南議員が政府の意思決定の重要性を訴えました。この発議は特別委員会の設置が決議され、将来的な議会の信頼回復に向けた対応が求められています。
最後に、御前崎市監査委員の選任についても説明がなされ、大澤博克議員が新たに選任されることが決定されました。会期も7月10日まで延長され、今後の議会動向に注目が集まっています。