令和2年6月29日、御前崎市議会は定例会を開催した。今回は主に4つの議案の審議が行われ、全て原案通り可決された。
議案第39号は「御前崎市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」で、議案第40号は「御前崎市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」である。また、議案第41号は「介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」となり、最後の議案第42号は「令和2年度御前崎市一般会計予算の補正(第3号)について」である。
文教厚生委員会の渥美昌裕議員は、これら3議案について委員会での審査報告を行なった。審査の結果、全議案について原案の通り可決すべきとの決定が下されたと説明した。議案第42号に関しては、阿南澄男議員が代表として予算決算審査特別委員会の報告を行い、こちらも同様に原案が可決された。特に、教育部のGIGAスクール構想に関する質疑も行われ、効果的なICT環境構築が期待されている。
市長の栁澤重夫氏は、議会閉会の挨拶において、全議案の可決への感謝を述べた。特に一般質問においては、市政に対する貴重な意見を真摯に受け止め、今後の施策に活かす考えを示した。さらに、今夏のイベント中止に触れ、市民とともに町の活性化に努めていく意志を表明した。
議会は無事に閉会し、栁澤市長は議員や関係者への健康を願いながら、地域振興の重要性を訴えた。議長の増田雅伸議員は、議々論議の成果がこれからの市の発展に寄与することを期待しつつ、会議を締めくくった。