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御前崎市議会、行政手続き見直し条例など可決

御前崎市議会の定例会で、行政手続における押印見直し条例が可決された。市長は防災計画の推進を強調。
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令和3年6月御前崎市議会定例会が開かれた。

この会議では、さまざまな議案が話し合われ、特に「御前崎市行政手続における押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例」の可決が重要なポイントとなった。

出席議員15名のもと、栁澤重夫市長や各部長が議席に並び、議事は円滑に進められた。議長の増田雅伸議員は、各議案に対する質疑を終結し、委員会への付託を提案。その際、議案第40号への質疑はなく、総務経済委員会に付託することが決定された。

次に、議案第41号と第42号については、介護保険条例の一部改正と学校給食共同調理場設置条例の改正が含まれ、これも質疑なしで文教厚生委員会に付託された。さらに、工事請負契約に関する議案も付託が承認された。

特に注目されたのは、阿南澄男議員の一般質問だ。自然災害や防災対策に関する質問を通じて、国土強靱化地域計画の重要性が強調された。

議員は、国の予算が防災・減災のために支出されていることに触れ、御前崎市でもこの計画に基づく施策が必要であると述べた。市長は、計画の進捗状況について言及し、地域における協力体制の強化を約束した。

また、櫻井勝議員は幼児教育に関する部門の一元化の必要を訴え、こども未来課と教育委員会の連携の重要性を指摘した。市長は、現在の課の運営状況について肯定的に評価しつつ、改善点についても認識を示した。

最後に、名波和寛議員は浜岡原発の運転停止に伴う市経済への影響を指摘し、今後の経済政策について市長に質問した。市長は経済支援の施策や商品券事業の取り組みを紹介し、市民の暮らしを支えるための方針を示した。

市議会では、議員各位が市民の声を代弁し、率直な意見を交換したことが印象的だった。引き続き、御前崎市の地域課題への対応が求められる。

議会開催日
議会名令和3年6月御前崎市議会定例会
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