磐田市議会は令和5年度予算案に関する質疑を行った。
今回の議案には、一般会計予算を始めとする多くの特別会計予算が含まれ、市民生活や地域振興に直結する内容が盛り込まれている。
特に注目すべきは、山下千賀子議員による予算案に対する質疑だ。彼女は、地域おこし協力隊や防災施設の管理事業など、具体的な予算の使い道やその妥当性に関して詳しく質問を行った。
一方、市は市民の安心・安全を守るために、さまざまな施策を展開する意向を示した。例えば、成年後見制度の利用促進に関する予算が増額され、特に相談支援機能強化が求められている。さらに、ダイバーシティ推進にも力を入れ、外国人市民をサポートする体制をしっかり整えたいと強調した。
高齢者福祉や子育て支援の推進に関する議案も多数提出され、特に小中一貫教育の推進に向けた取り組みが注目された。教育長は、今後の学びを支えるために必要な予算を確保し、よりよい教育環境の実現を目指す考えを示した。