令和2年2月、磐田市議会は定例会を開き、数多くの議案を審議した。
当初の議題には、令和元年度の補正予算を含む複数の重要議案があった。特に、議案第41号である令和元年度磐田市一般会計補正予算(第9号)は市長から大池排水機場の長寿命化に向けた県負担金や、通学路の整備にかかる予算として提案された。市長の渡部修氏は、総額673億6,572万3,000円に対し、歳出において特に重要な施策として新たな予算を必要とする理由について詳しく説明した。
補正予算は国の補正予算に対応する形で、通学路整備や地方創生に向けた迅速な対応策として期待されている。この中で、永田隆幸議員が補正予算に対する質疑を行い、地方創生拠点の意義について議論が深まった。
また、委員会報告によれば、全ての議案において質疑は限られ、円滑に進行する中で、討論が行われ、会議は各議案の可決に向けて進展した。特に、市民が求める公共サービスの充実が求められる中で、議案第6号令和2年度磐田市一般会計予算に対しても様々な意見が交わされた。特筆すべきは、学校給食の無償化を巡る議論であり、反対意見と賛成意見が対立しつつも、修正案が提出され可決に至った。\n
さらに、後期高齢者医療制度や国民健康保険制度に関しても同様に、各議員において地域住民の生活改善を求める声が強まり、これらの予算案が通過する過程で民主的な議論が展開された。