令和3年11月29日に磐田市議会は定例会を開催し、重要な議案が審議された。
会議では、議案第89号から第92号までの4つの条例改正が審議され、本案は全会一致で可決された。
最初に議案第89号、磐田市議会の議員の給与および費用弁償等に関する条例の一部改正が議題に上がった。質疑はなく、意見を求めたところ、意見もなかったため、全会一致で可決された。続いて、議案第90号の特別職の職員に関する条例改正も同様の流れで進んだ。
鈴木和広総務委員長は、「全員出席のもと、慎重に審査を行った」と強調し、結果として両議案ともに原案通り可決されたことを報告した。続けて、議案第91号、磐田市職員の給与に関する条例の改正についても質疑はあったが、最終的には賛成討論の後、同様に全会一致で可決された。
最後に、議案第92号、会計年度任用職員の給与等に関する条例改正が審議された。この議案も異議なく可決された。市長である草地博昭氏は市の給与制度の見直しが必要であることを説明し、現在の経済状況を踏まえた内容であることを強調した。
この一連の議案の審議は、コロナ禍における行政の影響も考慮されており、職員の給与に関する改正案は、民間との格差を是正するための措置でもある。特に、職員組合は連続する人事院勧告に基づいて、職員の給与改善を求めており、議会の結果には一定の評価があると見られる。