令和3年5月24日、磐田市議会臨時会が開催され、さまざまな議案が審議された。主な結果として、各委員の任命や組合議員の選挙が行われたことが挙げられる。
会議の冒頭、議長である寺田幹根氏は出席議員に対し、出席人数が定足数に達していることを確認し、会議を開会した。これに伴い、会議録の署名議員として鈴木弥栄子議員と本間昭男議員が指名された。
また、日程に上がった議案第42号から第44号までの専決処分に関して、岡實予算決算委員長が報告し、慎重な審査の結果、全会一致で承認されることが決定した。これらは、令和3年度磐田市一般会計補正予算や病院事業会計補正予算に関連した内容であり、新たな支援策が示されている。
特に、議案第42号に関連し、児童扶養手当を受けている世帯への特別給付金が注目される。委員からの質問に対し、当局は具体的な支給手続きや対象世帯について詳しく説明を行い、疑問に丁寧に答えた。
さらに、磐田市教育委員会の委員任命に関する議案が審議され、鈴木好美委員が再任されることが同意された。市長の草地博昭氏は、鈴木氏の過去の業績や地域貢献を強調し、適任であるとの意見を述べた。
また、広瀬、岩室、虫生、万瀬の財産区管理委員選任についても順次処理され、多くの再任が承認された。これらの選任は、地域の管理運営の適切性を維持する上で重要であることが議論され、全ての議案は異論なく承認される形で進められた。
選挙関連の事項についても議論された。中遠広域事務組合及び他の組合の議会議員選挙が行われ、推薦された議員が全員当選となることが確認された。これにより、磐田市の地域発展に寄与する体制が整えられることが期待される。
臨時会の終了後、草地市長は挨拶を行い、意義ある議論を経て、議会によるしっかりとしたチェック機能が機能している旨を強調した。新型コロナウイルスへの対応についても触れ、ワクチン接種の重要性を訴え、迅速な対策に取り組む意向を示した。