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磐田市議会定例会で令和3年度決算を認定

磐田市議会定例会では、令和3年度各特別会計決算を認定し、令和4年度の補正予算案が提出された。
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令和4年9月8日に開かれた磐田市議会定例会では、2023年度の各種会計決算や補正予算案が議論されました。

特に注目されたのは、令和3年度の国民健康保険事業特別会計決算です。市民の健康を守る重要な施策が進められている中で、歳入が約165億8,525万円、歳出が約163億3,648万円となり、約2億4,876万円の黒字が見込まれています。この黒字は、来年度に繰り越される見込みです。健康福祉部長の栗田恵子氏は「昨年度より1,113人ほど被保険者数が減少していますが、給付費の効率的な運用を心がけました」と述べました。

また、令和3年度の介護保険事業特別会計についても、歳入が約135億3,425万5,000円、歳出が約130億2,376万3,000円で、差し引き約5億1,048万円の黒字が見込まれています。栗田氏は「このうち1億4,681万5,000円を介護給付費準備基金に積み立て、残額の約3億6,367万2,002円は翌年度に繰り越します」と報告しました。

その他、令和3年度の水道事業及び下水道事業に関しては、どちらも黒字となり、特に水道事業は28億1,070万8,000円の収益を見込んでいますが、資本的支出の不足が12億749万9,805円となる見通しです。行財政部長の匂坂正勝氏は「今後は収益改善に向けてさらなる努力が必要です」と指摘しました。

市長の草地博昭氏は、70号から71号の各議案や補正予算案に関しても、その重要性を強調しました。今後の市民サービス向上に向けて計画的な財政運営が求められる中、新型コロナウイルスに関連する施策に力を入れる姿勢も見せました。この議会は、市の未来を見据えた持続可能な運営に向けて重要な意味を持つものとして位置付けられています。

終了にあたって、寺田幹根議長は、出席した全ての議員に感謝の意を表し、次回は9月15日に再開することを報告し散会しました。

議会開催日
議会名令和4年9月磐田市議会定例会
議事録
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