令和4年5月磐田市議会臨時会が開催され、いくつかの重要な議題が議論された。
最初に日程第1から日程第4まで進行され、議案第35号および議案第36号については市長、自ら「草地博昭市長」から説明があった。また、議会は「松野正比呂議員」の副議長辞職を受理し、即座に新副議長の選挙を行った。新たに副議長に選出されたのは「芥川栄人議員」で、議場に発表された。この選挙は出席の議員が全員投票したものであり、結果として芥川議員が有効票の大半を獲得し当選した。
次に議案の報告では、まず議案第35号、専決処分の報告が行われた。この議案は地方税法の改正に伴うもので、商業地等に係る課税の標準額上昇幅が評価額の2.5%に制限される措置が盛り込まれている。この措置はコロナの影響を受ける事業者を保護する目的であり、土地に係る固定資産税の負担調整目的で設けられたものである。
また、議案第36号、令和4年度磐田市一般会計補正予算(第1号)は、総額654億2,258万2,000円の予算に対してさらなる歳入歳出の追加が報告された。あわせて、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の支給が経済的困難に対応する一助として計画されている。この補正予算には、コロナウイルス感染症の影響で苦しむ住民への支援策が含まれており、特に非課税世帯には一時金としての給付が行われる予定である。
議会ではこれらの議案について質疑応答もあり、細かい要件や計画について議員からの質問が寄せられた。議案については十分な審査を求められ、常任委員会に付託されることとなった。特に、議員からの意見や質問が活発に交わされ、議会運営の透明性が確保されるよう努めていることが示された。
この日の議会は多くの業務を進行しつつ、議会の運営や市政に関する重要な課題を扱う場となった。市民へのサービス向上に繋がる施策を模索し、さらに議会としての役割をしっかりと果たす決意が議員から表明された。次回は、5月23日の再開が予定されている。