磐田市議会の臨時会が5月18日に開催され、主要な議題として令和5年度一般会計補正予算が上程された。
この補正予算は、物価高騰に対する政府の施策に基づく支援対策を反映している。
市長の草地博昭氏は、6億3,533万2,000円の追加予算を計上し、総額707億4,533万2,000円にすることを提案した。
この中には、住民税非課税世帯や子育て世帯への給付金の支給に要する経費が含まれる。
特に、住民税非課税世帯に対しては、1世帯につき3万円の給付金を支給することが重要なポイントである。
これは、国から示された交付金の算定基準額をもとにしている。
また、子育て世帯に対しては、児童1人当たり5万円の給付金を支給し、今後も支援を続けることが強調された。
議長の寺田幹根氏は辞職し、その後新議長の鈴木喜文氏が選ばれた。
鈴木氏は新たに議長として就任し、自身の抱負を述べた。
彼は執行部と連携し、市民に寄り添った政策を推進する意向を表明した。
この臨時会では、議長の辞職や副議長の選挙も行われた。
新副議長には岡實氏が当選し、今後の議会運営への意欲を示した。
また、会期は本日から25日までの8日間と定められた。
本日の会議では、議案の質疑も行われ、執行部からは経済産業部長の鈴木一洋氏が公用車による交通事故の損害賠償について報告を行い、無事に和解が成立したことを伝えた。
議会は全ての議事を可決し、次回の会議は25日午前10時から再開する予定。