令和4年6月21日、磐田市議会は定例会を開催した。
この議会では、さまざまな議案が審議され、特に補正予算が重要な議題となった。
議案第40号の令和4年度磐田市一般会計補正予算(第3号)では、地域情報化推進事業のためのオンライン申請システム導入が提案された。
経費に関しては、地域情報化推進事業の強化による市民サービス向上が期待されている。
また、個人番号カード交付事務の増額もあり、申請の増加に伴う対応が求められる。
議案第41号の磐田市病院事業会計補正予算(第1号)では、病院の機能維持に必要な設備投資が求められた。
医療環境の充実を図るためには、医療サービスの質向上が欠かせない。
一方で、議案第42号、43号の条例改正も行われた。
手数料や税条例は、県の基準と整合性を保つために改正される必要がある。
この改正により、行政サービスの財源が安定的に確保されると見込まれる。
また、磐田市立総合病院に関する議案では、使用料及び手数料の改定も検討され、特定初診料の引き上げを通じ、地域医療機関との連携を強化しようとする戦略が示された。
今回の定例会では、消防団員等公務災害補償条例の改正も行われ、年金担保貸付制度の廃止が決定した。
これにより、消防団員の福利が改善される見込みで、現行制度との整合性を図るものとされている。
最後に、議案第51号から第53号の財産の取得が承認され、消防関連の車両が新規に購入される。
これにより、磐田市の災害対応能力が向上し、市民への安全が一層強化される見込み。