磐田市における最新の議会では、市民が集う場や地域の活性化、および防災施策等について多くの意見が議論された。
特に注目を集めたのは、今之浦市有地と今之浦公園の整備に関する市民の声だった。多くの市民がこの公園の利用を楽しんでいる一方で、遊具や施設の安全性に関する懸念も出ている。市長は、安全面に配慮しつつ、充実した施設の整備を目指す姿勢を示す。
次に、今ノ浦川の増水時における公園の使用基準について、現時点では特別な基準は設けられていないとしつつ、悪天候時には巡回や注意喚起を行う姿勢を強調した。
また、安久路川周辺や西貝地区のひょうたん池についても、災害時に避難の場として活用できるような整備を進めていく意向を伝えた。
文化振興センターの解体事業については、解体の方向で進んでおり、その後の利用方法に関して地域の意見を反映させる考えがあると述べた。市民からの要望に耳を傾けながら、地元の期待に添う計画を進める方針を示す。
中心市街地の活性化については、専門職員や民間出身者の活用が重要であることを認識しつつ、地域の活力を引き出すために様々な手法を検討する方針を示した。市は、さらに民間の知恵を生かすことで、魅力あるまちづくりを進めていきたいとの意向を強調している。
シェアサイクルに関しても、既存のレンタルサイクルとの違いを理解しつつ、地域のニーズに応じた新たな交通手段としての可能性を検討する意向があることを表明した。
最後に、地域の防災や自治会の組織について、特に防犯灯に関して市長は、自治会における負担感への配慮を示し、補助についても一定の考慮を行う意向を示した。