磐田市議会は令和4年5月23日、臨時会を開催し、各議案を審議した。
議案は全体的に承認され、市民生活の質向上を目指すための重要な議案が多く含まれていた。
特に令和4年度一般会計補正予算案は、住民税非課税世帯への特別給付金や生活困窮者支援金などに関する案件が盛り込まれている。
予算決算委員会の岡 實委員長は住民税非課税世帯への給付金について説明した。
彼の発言によれば、実績は8,587世帯であり、令和4年度の支給額は未払いもなく安定している。
また、生活困窮者自立支援金についても情報を提供した。
生活保障と就労支援を視野に入れた制度であることを強調した。
教育委員会においては、草地博昭市長が新たな委員である阿部麻衣子氏の任命を提案した。
阿部氏は作業療法士として多くの地域活動にも積極的に参加しており、教育現場に関する深い見識が評価されている。
市長は、教育委員への任命には議会の同意が必要であることを説明し、議員からも賛同が得られた。
さらに、監査委員選任の議案も同様に、鈴木喜文議員が選任されたことが報告され、議会の賛同を得て承認された。
中遠広域事務組合議会及び太田川原野谷川治水水防組合の補欠選挙では、全ての議員が指名推選を行い、無事に問題なく通過した。
市長は、臨時会の終了にあたり、翌月に行われる不発弾処理に関する準備状況も言及した。
彼は市民への避難指示や通行止めに関しても、事前にしっかり通知し、協力を要請した。
今回の臨時会は、磐田市の将来に向けた重要な議題が多く扱われ、議員たちによる活発な議論が行われた。
最後に、議長の寺田幹根氏が議会成立に感謝を述べ、会議は円滑に終了した。