令和4年の益田市定例会にて、多くの議員が一般質問を行い、主に子育て支援や教育関連の施策について話し合われた。
特にワクチン接種に関しては、山本市長が新型コロナウイルスの3回目接種状況を報告した。市内の接種率は17.3%で、約6,600人が接種を終えたという。また、3月から開始される小児用ワクチン接種についても、市としての対応が求められる中、ホームページや広報を通じて情報提供を行う計画を述べた。
さらに、永見おしえ議員が提案した帯状疱疹ワクチンの助成についても、国の動向を注視しつつ検討する意向を示した。また、教育行政の取組方針においては、「益田市型中高一貫教育」や理数系人材の育成が強調された。教育長は、松江工業高等専門学校との連携によって学生の興味を引き出す教育プログラムや、地域の課題解決に向けたプログラムが進行中であることを報告した。
教育の質を高めるための取り組みや、地域との連携の重要性も指摘された。特に地域の自治組織との協働が、今後の益田市の持続可能な発展に寄与することが期待されている。また、子育て支援環境の充実や地方創生に向けた戦略的な取り組みも求められた。
各議員からは教育や育児支援、地域振興に関する具体的な提案があり、市の施策がさらに充実したものになることが期待される。各課題に対する迅速な対応が求められている中で、市としては住民の声に耳を傾けながら、その支援を行う意向を示した。