令和6年第563回益田市議会臨時会が、1月30日に開催された。主要な議題として、益田市手数料条例の一部を改正する条例制定が取り上げられた。
市長の山本浩章氏は、市民が戸籍証明書を請求できる自治体を拡大する内容が改正の背景であると説明した。この改正により、本籍地以外からの請求が可能になるため、利便性が向上する見込みである。市長は「市民にとってメリットが多い改正」と強調した。
議会では、福原宗男議長の下、質疑を行った結果、議案への異議はなく、審議は迅速に進められた。総務文教委員長の佐々木惠二議員は、委員会での慎重な審査を経た報告を行い、原案の通り可決すべきとし、「本改正が市民にとって利益をもたらすことを期待する」と述べた。
議会は電子表決システムを採用し、全議員の賛成により、益田市手数料条例の改正が可決された。議長は「議案は無事に可決され、会議は全日程を終えた」と報告し、議会は午前9時59分に閉会した。
この臨時会では、議決の手続きも円滑に行われ、議員全員の参加による活発な意見交換が行われた。今後、日本各地で同様の条例改正が進むことに期待が寄せられている。