令和2年第540回益田市議会臨時会が5月15日に開会された。
出席議員は21名で、全員が出席した。
議事日程には、会期の決定、専決処分の報告、一般会計補正予算の審議などが含まれている。
最初に会期の決定が行われ、本臨時会の会期は1日間とされた。
次に、議第55号「令和2年度益田市一般会計補正予算第3号」についての審議が始まった。
市長の山本浩章氏は、新型コロナウイルス感染症に対応するための緊急経済対策が必要であると強調した。
歳出には、子育て世帯への臨時特別給付金や特別定額給付金の支出が含まれている。
さらに、緊急経済応援給付金や感染症対策事業費を新たに計上し、歳入には国庫支出金や県支出金が見込まれている。
この補正によって、歳入歳出はそれぞれ308億62万7千円となる予定だ。
次に議第56号「町の区域の変更」に関する提案があり、住居表示に伴う変更について可決された。
また、益田地区広域市町村圏事務組合議会議員の選挙が行われ、17番林卓雄議員が指名され当選した。
新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書についても審議された。
三浦智議員は感染症の影響が市民生活に多大な影響を与えていると述べ、国に対し緊急の経済対策を要望した。
具体的には、事業者への救済措置や児童生徒の学力維持のための財政措置、治療体制の確立を求めた。
この意見書についても採決が行われ、原案通り可決された。
最後に、全ての日程が終了し、議会は閉会したことが報告された。